アップルの開発者向けイベント「WWDC 2017」で、次期macOS「High Sierra」が発表されました。一般リリースは2017年秋の予定です。
インストール対象機種は「macOS Sierra」とほぼ同じで、「MacBook」と「iMac」に関してはLate 2009年以降のモデル、「MacBook Air」「MacBook Pro」「Mac mini」「Mac Pro」に関しては2010年以降のモデルに限られます。
ただし、戦力外通告にめげることなく、すでに裏技を使って対象外機種に「Sierra」をインストールしている場合は、おそらくアップデート可能だと思われます。もちろん私も環境が整い次第、Mac Pro(Early 2008)にインストールしてみようと考えています。
「High Sierra」が “32bitアプリ” をサポートする最後のmacOS
「High Sierra」が32bitアプリをサポートする最後のmacOSであることがアナウンスされました。ですから現在も32bitアプリを使用しているユーザーは、あと1年くらいの間に別の64bitアプリに移行する必要があるでしょう。
私もわずかですが32bitアプリを使用しています。現在使用しているアプリに32bitアプリが含まれているか否かを確認するには、「このMacについて」→「システムレポート」→「アプリケーション」を選択し、下図の部分を確認します。
「High Sierra」をずっと使い続ければ32bitアプリも使用できるわけですが、OSをメジャーアップデートしないで使用してしまうとセキュリティーが脆弱になってしまいますので、やはり避けるべきでしょう。
「Mac Pro(Early 2008)」はどこまで耐えられるか?
OSのメジャーアップデートのたびに、「Mac Pro(Early 2008)にインストールできるだろうか」と心配になりますが、この「macOS High Sierra」が最後のOSにならないことを願うばかりです。
そろそろ本当に買い換えの時期にきているのかもしれませんが、機種選びに悩みそうです。新ラインナップとして発表された12月発売の「iMac Pro」は、オプションを追加するとべらぼうな金額になりそうですし、「Mac Pro」の行方もハッキリしませんからねぇ・・・・・・。
とりあえず、「Mac Pro(Early 2008)」に「High Sierra」をインストールしたときは、参考までに記事をアップしたいと思います。では、また。
アップル 今回発表された「macOS High Sierra」のプレビューはこちらから
記事 サポート対象外のMacに「macOS High Sierra」をインストールする方法についてはこちらへ
記事 Mac Pro (Early 2008)に「macOS Sierra」をインストールする方法についてはこちらへ