ミシュラン『PILOT SPORT 3』【街乗りインプレッション】装着車:Y50フーガ350GT

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車検ついでに初めて履いてみたミシュラン『PILOT SPORT 3』の「街乗りでの印象」を簡単にまとめてみました。装着車種は『Y50フーガ350GT スポーツパッケージ(2006年式)』です。足回りは純正ではありません。

「私が転がしてきた車たち」に記載していますが、『HKS ハイパーマックスLS+(車高調』に交換し、めいっぱいハードな設定にしていますので、純正足のフーガに装着した場合とは違った印象になってしまうことをお断りしておきます。

 

公式サイト タイヤの性能に関する詳細は、ミシュランのサイトをご覧ください。

MICHELIN PILOT SPORT 3(パイロット スポーツ スリー) | 日本ミシュランタイヤ
ウェットでもドライでもクルマとの一体感を引き出す、プレジャーグリップタイヤ「MICHELIN PILOT SPORT 3(パイロット スポーツ スリー)」の製品紹介ページ。是非最寄りのミシュランタイヤ取扱販売店でお求めください。

 

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私のインプレッション(Y50フーガ350GTの場合)

ミシュラン『PILOT SPORT 3』装着写真

新品装着時のチッ素ガス圧:少し高めの2.7kgf/cm2

 

乗り心地

最初の印象は、「う〜ん、マイルド」といった感じでしょうか。予想どおり「コンフォート寄りのタイヤ」で、前に履いていた『ADVAN SPORT(V105)』と比べるとロードノイズも低めでかなりソフトな乗り心地です。

 

そもそもピュアスポーツタイヤの『ADVAN SPORT』と比較してはいけないのかもしれませんが、比較対象にするタイヤがこれしかないのでどうかお許しを。

 

操舵感

ステアリングを切った瞬間の初期応答が一瞬遅れる感じがあるので、スポーツ走行(スラローム)には少し不向きかもしれません。『ADVAN SPORT(V105)』のように瞬時に向きを変えてくれるようなタイプではありません。それを除けばしっかりとグリップしてくれるので安心感はあります。

 

制動性能

ブレーキングの瞬間から「ガツン!」とグリップするタイプではなく、「ぐいーっ」と奥のほうで効いてくるようなタイプです。この私の表現の仕方で感覚が伝わるでしょうか? また、一般走行での急制動時も、路面のわだちに急激にステアリングをとられることもなく、安心してブレーキングできます。

 

直進安定性

制動時の安定感からもわかるとおり、経年劣化による傷みのある路面であってもステアリングが左右にぶれることなく、安心して走行ができます。とくに高速走行時の直進安定性や、車線変更時のなめらかさはたいへん良い印象です。

 

ひとつ気になるポイントは、路面のつなぎ目など段差を通過するときの衝撃です。「ゴツン!」と、ホイールが歪んでしまわないかと心配になるほどの衝撃がありますので注意しましょう。

 

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『PILOT SPORT 3』に対する感想

ミシュラン『PILOT SPORT 3』は “SPORT” というネーミングではありますが、総合的にみるとコンフォート寄りで、どちらかといえばラグジュアリーカーに向いているのかもしれません。ある程度重量のある車で、乗り心地を重視したいユーザーにはトータルバランスに優れたおすすめの「スポーティータイヤ」といえるでしょう。

私のようにスポーツ走行性能重視のユーザーには、ちょっと物足りないタイヤです。やはり、もう少しハードさやシビアさが欲しいところです。

また、2リッタークラスの車に装着した場合は、この評価とは違った表情をみせると思います。あくまでも、私の『Y50フーガ350GT(2006年式)』(足:HKS車高調)に装着した場合の印象ですが、参考になれば幸いです。

 

今回は、【街乗り】でのインプレッションになりましたが、機会があればワインディングでも試してみたいと思います。

では、また。

 

 


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