アップルは12月7日、セキュリティ、安定性、および互換性を向上させた「macOS High Sierra 10.13.2」を正式リリースしました。
アップデートの内容は以下のとおりです。
バージョン 10.13.2 の新機能
macOS High Sierra 10.13.2アップデートでは、お使いのMacの安定性、互換性、およびセキュリティが改善されます。このアップデートの内容:
• 特定の他社製USBオーディオ装置との互換性が向上
• “プレビュー”でPDF書類を表示する際のVoiceOverナビゲーションの操作性が向上
• “メール”での点字ディスプレイの互換性が向上
出典:App Store「macOS High Sierra 10.13.2」より
root脆弱性が発見されたことを危惧してか、アップルはこのアップデートを全てのHigh Sierra 10.13.1ユーザに推奨しています。
公式サイト アップル:「macOS High Sierra 10.13.2」コンボアップデート
サポート対象外機種の「macOS High Sierra 10.13.2」アップデート方法
通常のアップデートは「App Store」に表示される【アップデート】項目から実行します。しかし、サポート対象外の機種に「macOS High Sierra 10.13」を無理矢理インストールしている場合、アップデート後再起動しないようです。
機種によっては可能なものもあるかもしれませんが、私の「Mac Pro(Early 2008)」は起動不可でした。
このようなトラブルを防ぐために、以下の方法でアップデートすることをおすすめします。
- 「macOS High Sierra 10.13.2」インストーラーと「macOS High Sierra Patcher」(最新版)をダウンロード。
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「macOS High Sierra Patcher」を起動し、【USBインストーラ】を作成する。
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作成した【USBインストーラ】から起動して 「macOS High Sierra 10.13.2」を上書きインストールする。
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インストールが終了したら、再起動前に「macOS Post Install」を開いてパッチを当てる。
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再起動すればアップデートは完了です。
「macOS High Sierra Patcher」を使用し、サポート対象外の機種に「macOS High Sierra」をインストールする方法については、以下の記事を参考にしていただきたいと思います。
記事 :「Mac Pro(Early 2008)に「macOS 10.13 High Sierra」をインストール!」
