8月22日(アメリカ時間)、米Parallelsから仮想マシン(VM)環境ソフト「Parallels Desktop 13 for Mac」が発表されました。この秋にリリースされる「macOS High Sierra」「Windows 10 Fall Creators Update」に対応済みです。
- ドライブのクリーンアップ
- プライベートファイルの保護
- ビデオのダウンロード
- GIFの作成など。
- Windows のファイルとドキュメントへのアクセスが47%以上高速化。
- 最新のUSB3.0大容量ストレージデバイスと外部Thunderbolt SSDデバイスを使用して、瞬時の移動、コピー、転送が可能。
- 仮想マシン1つあたり最大32のvCPUと128GBのvRAMが搭載可能。
- macOS High Sierra(10.13)および Windows10 Fall Creators Updateに最適化。
- Touch Barに対応
公式サイト :「Parallels Desktop 14 for Mac」
PRサイト 「Parallels Desktop 14 for Mac」は、こちらからも購入できます。
・ベクター PCショップ:Parallels Desktop 14 for Mac
というわけで、早速私の「Mac Pro (Early 2008) 」にインストールした「Parallels Desktop 13 for Mac」に「macOS High Sierra(Public Beta版)」マシンを追加してみました。
仮想マシン「macOS High Sierra(Public Beta版)」を追加
Appleが開発者やBeta Programメンバーに公開している「macOS 10.13 High Sierra Beta版」を「Parallels Desktop 13 for Mac」にインストールしました。
インストール方法は、通常どおり【メニュー】のファイル →「新規」を選択するか、【コントロールセンター】の「+」(仮想マシンの作成)をクリックし、【インストールアシスタント】画面を立ち上げておこないます。
次に、【インストールアシスタント】新規作成の「DVD/イメージファイルから…」を選択し、「続行」をクリックすると “インストールイメージが見つかりました” というメッセージの下に、あらかじめダウンロードしておいた「macOS Install macOS High Sierra Beta.app」が表示されますので、それを選択し「続行」をクリックします。
「続行」をクリックすると、下図のように「ディスクイメージファイル作成」のアラートが表示されますので、ここでも「続行」をクリックします。(デスクトップ上にイメージファイルが作成されます。)
あとは、指示に従ってインストール作業をおこなえば完了です。
ちなみに私の「Parallels Desktop 13 for Mac」には、次のような仮想マシンをインストールし、使用しています。
まとめ
今回、「Parallels Desktop 13 for Mac」に「macOS High Sierra(Public Beta版)」をインストールしてみたのですが、私の「Mac Pro (Early 2008) 」では動作が重く、お世辞にも快適に使用できるとは言えない環境でした。
ただひとつ気になるところは、【このMacについて】の概要で「メモリ」と「グラフィックス」に表示されている割り当てメモリが、設定を無視した低い数字になっていることです。何が原因なのかわかりませんが、実際にこれだけしか割り当てられていないのであれば、まともに動くわけがありません。
原因がわかれば、またお知らせしたいと思います。
そして、サポート対象外の「Mac Pro (Early 2008) 」への「macOS High Sierra(Public Beta版)」インストールに関してもトライを続けていますが、未だに「起動」不可のままです。
淡い期待を抱きながら、今秋の「macOS High Sierra 正式版」のリリースまで待つことにします。その時は、また結果報告したいと思います。
では、また。
追記:その後
記事 Mac Pro(Early 2008)に「macOS 10.13 High Sierra」をインストール!