まだまだ現役! Mac Pro (Early 2008)に「macOS Sierra」をインストールして数ヶ月

MacPro2008にmacOS Sierra Macとうまく付き合うために
Macとうまく付き合うために
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2016年9月21日、「macOS Sierra」のダウンロード配布開始とともにAppleから戦力外通告を受けた「Mac Pro (Early 2008)」ですが、今でも現役で稼働中です。

以前の記事『「macOS Sierra」をサポート対象外のMacにインストールする方法 Mac Pro (Early 2008)の場合』の中で、“「自作ソフトの動作確認」のために一時的にインストールしてみました。” と、お知らせしましたが、実は特に大きな不具合も無かったのでそのまま使い続けています。

 

Mac Pro (Early 2008)に「macOS Sierra」をインストールする方法については、こちらの記事へ

サポート対象外のMacに「macOS Sierra」をインストールする方法 Mac Pro(Early 2008)の場合
インストール対象外となった「Mac Pro(Early 2008)」に「macOS Sierra」を無理矢理インストールする際の注意点と、ソフト等の動作状況を簡単にお知らせしたいと思います。私は「自作ソフトの動作確認」のために一時的にインストールしてみました。

 

今回の記事では、今のところ大きな問題もなく動いている私のMacPro (Early 2008)の「動作環境」とmacOS Sierraインストール後に遭遇した「小さな不具合」についてお知らせしておきます。

 

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Mac Pro(Early 2008)の動作環境

以下のような環境で使用しています。

Internal
  • OS:macOS Sierra(10.12.4)

  • プロセッサ:2 x 2.8GHz Quad-Core Intel Xeon

  • メモリ:28GB 800MHz DDR2 FB-DIMM(4GB ×6 2GB ×2 )

  • グラフィックス:ATI Radeon HD5770 1024MB

  • ストレージ(SSD):Crucial M4 512GB ×2(RAID0) Crucial MX300 1TB ADATA SX900 512GB

  • ストレージ(HDD):Seagate Barracuda 3TB ×2(TimeMachine用)

  • 光学ドライブ(SATA): PIONEER BD-RW BDR-208

  • 光学ドライブ(ATA):PIONEER DVD-RW DVR-112D

  • PCI Express (デュアルSSD拡張カード): Velocity Duo x2 Dual SSD RAID Upgrade Kit(2台のSSDをRAID0で搭載することで、最大転送速度800MB/sを発揮)

  • PCI Express(SATA拡張カード):Sonnet Tempo SATA E4P

  • PCI Express(USB3.0拡張カード):mathey FastU3 Mac MEPI-4PU3M

  • PCI-E(802.11a/b/g/n 無線LANカード):Atheros社 AR5BXB112(AR9380) (450Mbps 3T3R MIMO対応)

 

国内で調達が困難なパーツのことなら、Mac Apple 専門店「Vintage Computer」がおすすめです。

 

External
  • Bluetooth USBアダプター:iBUFFALO BSHSBD04BK(USB3.0+EDR対応)

  • HDDリーダー/ライター(eSATA&USB3.0接続):Logitec LHR-DS05EU3

  • 複合型プリンター:Canon MG8200シリーズ

  • オーディオ・インターフェイス(ギターアンプシミュレーター):Avid Eleven Rack

  • その他:カードリーダー/ライター(iBUFFALO)、ペン型スキャナー(400-SCN037)、ボイスレコーダー(オリンパス)など

 

こんな感じですが、あくまでも私の環境下では特に大きな不具合もなく、順調に稼働中です。ただし、それぞれのドライバーなどは、OSをインストールする前に必ずサイトでチェックして、対応したものを前もってインストールしておくほうが良いでしょう。

 

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macOS Sierraインストール後に遭遇した「小さな不具合」

記事『「Audio Hijack Pro」:macOS Sierraにアップグレード後、録音できなくなった!』で書いた不具合と、その後に判明した不具合は以下のとおりです。

  • 「Audio Hijack Pro」:「Instant On」を再インストールしないと、録音できなくなる。対処法

  • 「Adobe CS6」:「Java for OS X 2015-001」を再インストールしないと起動しない。

  • 「ケンジントン SlimBlade Trackball」:ドライバーを再インストールしないと認識しない。

macOS Sierraにアップグレード後「Audio Hijack Pro」で録音できなくなった!
OSのアップグレードやアップデートによって、今まで動いていたアプリケーションに不具合が発生することはよくあるケースです。「Audio Hijack Pro」は「Instant On」を再インストールすることで、録音機能の不具合は解消されます。

 

<その後に判明した不具合>

  • El Capitan付属の「ディスクユーティリティ」でフォーマットしたSSD/HDDに「OS(El Capitanなど旧OS)」をインストールしている場合、必ずmacOS Sierra付属の「ディスクユーティリティ」でドライバーの更新(First Aidを実行)をしないと起動ディスクとして選択できない。

  • 「Mail」で多数のメールアドレスを管理している場合、動作が重すぎて使用に耐えないので、メールソフトを「Thunderbird(無料)」に移行しました。「Mail」とは比べものにならない軽さです。

  • 重い作業をすると、時々「レインボーカーソル」が一瞬出現する。

  • 「VRAM(ビデオメモリー)」が1GBでは3Dゲームなどは少々辛いようで、できれば2GBは欲しいところですが、Mac用はたいへん高価なのでどうしても躊躇してしまいます。あなたが冒険好き(笑)であれば、Win/Dos用の安価なグラフィックボードを代用するという選択肢もあります。ドライバーさえ入手できれば何とかなると思います。

Macパーツを探すなら、Mac専門店「秋葉館」がおすすめです。ビデオカードを探す

 

ただし、これらの事例は「OS X El Capitan」から「macOS Sierra」にアップグレードし、データ移行した、私の作業環境のみで確認したものです。あらゆる環境に当てはまるかどうかは未検証ですが、同じ条件でアップグレードされている場合は大丈夫だと思います。

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まとめ

macOS Sierra(10.12.4)にアップデートした時点で、気付いた不具合はこの程度です。通常のアップデートであってもこの程度の不具合は発生するものですから、このまま使い続けても大丈夫ではないかと思います。

次のメジャー・アップデートでどうなるかわかりませんが、まずひとつ目の大きな壁は乗り越えることができたのではないでしょうか。

しかし、いずれはメインマシンを「MacBookPro」あたりに切り換えなくてはならなくなるのでしょうね。現行の「Mac Pro」にあまりメリットは感じられないし、「iMac」では今使っているディスプレイがムダになってしまうし、悩むところです。

 

また何かあったときは、お知らせします。

 


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