アプリケーションの使い方などを説明するとき、Macの画面上で実際の操作方法を音声付きの動画として配布した方がわかりやすいですよね。
そんなとき、活躍してくれるアプリケーションが「QuickTime Player」、しかもOSに付属しているアプリケーションなので無料です。
「QuickTime Player」には、Macの画面を動画として収録する機能が備わっています。この機能を使えば、画面上に表示されているアプリや動画を音声付きで録画することができます。
Macの画面を音声付きで収録する方法
- 外部スピーカーを使用している場合、OSの【システム環境設定】→「サウンド」→「出力」で【Soundflower (2ch) 】を選択します。(この段階で音声は聞こえなくなります。)
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素材の準備ができたら、QuickTime Playerを起動し【ファイル】→【新規画面収録】を選択します。
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「オプション」ポップアップメニューをクリックし、「マイク」から【Soundflower (2ch) 】を選択します。また、「オプション」の「収録にマウスのクリックを表示」を選択し、画面の収録中にクリックするとビデオに円が表示されるようにします。
インジケーターが振れていれば音声は収録されます。 -
収録ボタンをクリックし、収録のタイプを選択します。
・画面全体を収録するときは、画面上のどこかを1回クリックし収録を開始します。
・画面の収録範囲を指定するときは、指定部分をドラッグし、「収録を開始」をクリックすると収録を開始します。 -
収録が完了したら、メニューバーの「停止」ボタンをクリックします。
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QuickTime Playerの【ファイル】→【保存】を選択し、ファイル名を入力します。 ファイルは、AACオーディオトラック付きのH.264フォーマットの「QuickTimeムービー」として保存されます。
以上で「ムービーファイル」の出来上がりです。
「QuickTime Player」の【画面収録】機能をうまく利用し、動画などを「ムービーファイル」化しましょう。
公式サイト Apple:QuickTime Player ヘルプ「画面を収録する」