Appleは2018年10月30日(米時間)、32人まで参加できるFaceTimeや新しい絵文字などを追加した「macOS Mojave 10.14.1」をリリースしました。
サポート対象機種に、初めて「macOS Mojave 10.14」をインストールする場合は、「App Store」からインストーラーをダウンロードし、インストールします。
また、すでに「macOS Mojave 10.14」をインストール済みの場合は、システム環境設定の【ソフトウェアアップデート】からアップデートします。
そして、サポート対象外の機種にインストールする場合は・・・
現時点でMac Pro(Early 2008)へのインストールはしない方がよい!
サポート対象外の機種にインストール場合は、Mac用定番パッチャー「macOS Mojave Patcher」を使用することになります。
ただし、機種によっていろいろな条件がありますので、「macOS Mojave Patcher」のページをよく読んでから自己責任において実行してください。
今回も最新のパッチャー(ver.1.2.3)を使って「macOS Mojave 10.14.1」を「Mac Pro(Early 2008)」にインストールしてみました。
2019/4/2時点で「macOS Mojave 10.14.4」がリリースされていますが、アップデートの際は注意が必要です。
必ず、「macOS Mojave Patcher ver.1.3.0」以降を使用し、新たにインストーラを作成しないと起動しないとのことです。
しかし、グラフィックボード『PNY nVIDIA Quadro 4000 for Mac』 用のNVIDIAドライバーがリリースされていないので、当然、結果は今までと何も変わりありません。
Metal対応のグラフィックボードであっても、ドライバーが対応していなければ使い物になりません。OSがインストールできるだけで、グラフィックス関連のアプリやゲームは全滅です。
2018/10/18、NVIDIAがサポート状況を公開しているように、Apple側がドライバーの開発を許可しないかぎり、リリースされることはないとのことです。
よって、現時点では「Mac Pro(Early 2008)」+「NVIDIA」への「macOS Mojave 10.14」のインストールは控えたほうがよいでしょう。
NVIDIA:10/18 CUDA 10 and macOS 10.14
NVIDIA:10/18 FAQ about MacOS 10.14 (Mojave) NVIDIA drivers
同じようにMetal対応の『Sapphire Radeon HD 7950 3GB Mac Edition』ではどうなのか?たいへん気になるところではありますが、これ以上「Mac Pro(Early 2008)」に投資する訳にはいかないので・・・。
【追記:2019/11/6】朗報です。
【追記:2019/10/27】「Mac Pro Early 2008」ユーザーに朗報!
移行を決断する時期かも?
10月30日に発表された新型「Mac mini」も、オプションをフル装備すれば十分ハイスペックなマシンに仕上がりそうですし、経済的に余裕があれば「iMac Pro」、または、ちょっとスペックは劣るもののお得感がある「Mac Pro 2013」などへの移行を決断する時期なのかもしれませんね。
記事 『「macOS Mojave Patcher」 がAMD製GPUをサポート、Mac Pro Early 2008でも快適動作!?』
【“Catalina”をインストールしてみませんか?快適動作!】
記事 『Mac Pro Early 2008 に「macOS 10.15 Catalina」をインストールする方法』
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