アップル、新OS「macOS High Sierra」を9月26日に正式リリース!

Macとうまく付き合うために
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アップルは、9月12日スペシャルイベント「Let’s meet at our place.」終了後、公式ページを通じて新OS「macOS High Sierra」を9月26日(火)に正式リリースすることを発表しました。

 

アップルの宣伝文句はこんな感じです。

システムの中核にある新しいテクノロジーが、あなたのMacの信頼性、能力、反応の良さを引き上げ、次にやってくるイノベーションの基盤を築きます。それだけではありません。あなたが毎日使う機能やアプリケーションもさらに磨き上げます。macOS High Sierraは、これまでで最も高いレベルに到達したmacOSです。
出典:アップル公式サイト:https://www.apple.com/jp/macos/high-sierra/より

 

「macOS High Sierra」では、特に目立ったユーザーインターフェースの変更はなく、主に機能やパフォーマンスの向上が中心といったところです。

 

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主な変更点と追加機能

 

Apple File System(APFS)

デフォルトのファイルシステムが「HFS」から「APFS」に変更され、フラッシュテクノロジーと将来の新しいストレージ機能に対応しています。レベルの高いセキュリティに加え、ファイルの複製やコピペといった一般的なタスクが高速化されます。これまでの「HFS」でフォーマットされたドライブにおいても、互換性は維持されます。

 

HEVC(H.265)ビデオに対応

これまでのH.264に変わり、「HEVC(H.265)」が標準規格となります。「HEVC(H.265)」は、H.264と比べ、最大40パーセント高い効率で圧縮できます。スムーズなストリーミングが可能となり、ビデオファイルの容量も小さくなります。

 

Metal 2

グラフィックプロセッサ(GPU)は、MetalからMetal 2に進化。機械学習やバーチャルリアリティといった機能が加わり、Thunderbolt経由での外付けGPUもサポートするようになります。また、Metal 2によりMac上でVRや3Dコンテンツの開発が可能になります。

 

バーチャルリアリティ体験(VR)

最新のiMac Retina 5Kディスプレイモデル、2017年12月リリースのiMac Pro、または外付けGPUをサポートしたMacで「インタラクティブなバーチャルリアリティ体験」が可能になります。

 

その他アプリケーションを強化

「写真」の編集機能強化、「iCloud Drive」の共有機能追加、また「Safari」においては、JavaScript実行速度の高速化や、インテリジェント・トラッキング防止機能の追加など、各機能が強化されました。その他アプリの機能強化については、公式サイトでご覧いただけます。

 

公式サイト アップル:「macOS High Sierra」

macOS Sequoia
スマートなウインドウのタイル表示。より集中できるウェブブラウジング。iPhoneをミラーリングできる新機能。Apple Intelligenceを組み込んだ、macOS Sequoiaの登場です。

 

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「macOS High Sierra」がインストール可能なMac

「macOS High Sierra」をサポートする機種は、「macOS Sierra」の場合とほぼ同じのようです。

「macOS High Sierra」対応機種
MacBook Air 2010年以降の機種
MacBook Late Late 2009年以降の機種
MacBook Pro 2010年以降の機種
Mac Mini 2010年以降の機種
iMac Late 2009年以降の機種
Mac Pro 2010年以降の機種

 

リリース直後のOSは、トラブルがつきものです。OSをアップグレードする場合は、必ずバックアップを用意し、いつでも元の状態に戻せる準備を整えてから実行しましょう。使用している接続機器や、アプリケーションなどの互換性の有無を「ググって」確認してから作業するようにしましょう。

 

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果たして私の「Mac Pro(Early 2008)」に、インストールできるのか?

現在私は、サポート対象外の「Mac Pro(Early 2008)」に、無理矢理「macOS Sierra」をインストールして使用しています。CPUに大きな負荷がかかるような特殊な作業でもしないかぎり、特に問題もなく、いたって快適に作業することができています。

 

しかし、ついに「Mac Pro(Early 2008)」に、お暇を出さなくてはならない時が訪れるのでしょうか?

と言うのも、既にデベロッパー向けに配布されている「macOS High Sierra(Public Beta版)」が「インストールできない」という事態に見舞われているからです。試行錯誤しながら何度もトライしましたが・・・。(泣)

 

ほんの僅かな望みを抱きつつ、9月26日(火)に正式リリースされたら “すぐに” 最後のトライを試みようと思っています。結果は、あらためて記事にします。

 

追記:9/26、早速予備のSSDに「macOS High Sierra(正式版)」をインストールしてみました。「Public Beta版」はインストール後、全く起動しなかったので “どうなることか” と心配していましたが、「正式版」においてはインストール後、すんなりと起動しました。

近い内に、起動用SSDにインストールし、「High Sierra」で作業できる環境にしたいと思います。その時はあらためて「気付いた不具合など」を報告します。

 

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