「Parallels Desktop 14」に「macOS Mojave 10.14(Public Beta版)」をインストール

Macとうまく付き合うために
Macとうまく付き合うためにおすすめソフト紹介
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今秋リリース予定の「macOS Mojave 10.14」に対応した仮想マシン(VM)環境ソフト「Parallels Desktop 14 for Mac」が、Parallels Inc.(パラレルズ)からリリースされました。

 

<バージョン14の新機能>

50以上の新機能を搭載!

パラレルズ・デスクトップ14へのアップグレード

【macOS Mojave】

  • macOS Mojave(10.14)および Windows10アップデートに対応し、最適化。

【ディスク領域をさらに解放】

  • かつてないほど簡単にMacのディスク領域を回復できる。
  • 新たなディスク使用の最適化によって最大20GBを確保。
  • 仮想ディスクを自動的に整理することで、ディスクの上限が増加。

【グラフィックスの向上】

  • ビデオメモリの割り当て変更と「OpenGL」サポートの改善により、最新の状態を維持。

【パフォーマンスの向上】

  • Windowsとアプリケーションの起動が最大35%高速化。
  • APFS形式ディスクのサスペンドが最大30%高速化。
  • Parallels Desktopの起動が最大80%高速化。

など。

詳細については公式サイトにて
公式サイト :「Parallels Desktop 14 for Mac」 「現在のバージョンの新機能」

 

<付属のParallels Toolboxについて>

意外と重宝するのが、付属されている「Parallels Toolbox」です。かゆいところに手が届くといった感じの、“ちょっとしたミニアプリ” が収納されたツールボックス。

メニューバーのアイコンからワンタッチで起動でき、たいへん便利なツールです。

パラレルズ・デスクトップ14付属のツールボックスの画像

<ツール>

  • アーカイバー
  • カメラ
  • スクリーンショットを取得する
  • 画面を録画する
  • クリーンドライブ
  • デスクトップを非表示にする
  • ビデオをダウンロード
  • ビデオを変換
  • メイク GIF
  • メモリ解放
  • 音声をダウンロードする
  • 音声を録音
  • 画像サイズの変更
  • 重複ファイルの検索

などなど、新しいツールも随時追加中です。

 

PR 「Parallels Desktop 14 for Mac」は、こちらからも購入できます。

・ベクター PCショップ:Parallels Desktop for Mac Pro Edition

 

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仮想マシン「macOS Mojave 10.14(Public Beta版)」を追加

早速、私の Mac Pro (Late 2013) にインストールした「Parallels Desktop 14 for Mac」に「macOS Mojave 10.14(Public Beta版)」仮想マシンを追加してみました。

 

インストーラーは、Appleの「Apple Beta Software Program」で提供されている「macOS 10.14 Mojave Beta版」をダウンロードします。(登録が必要です。)

 

<インストール方法>

インストール方法は、通常どおり【メニュー】のファイル →「新規」を選択するか、【コントロールセンター】の「+」(仮想マシンの作成)をクリックし、【インストールアシスタント】画面を立ち上げておこないます。

パラレルズ・デスクトップ14にmacOS10.14を追加する説明画像1

 

次に、【インストールアシスタント】新規作成の「DVD/イメージファイルから…」を選択し、「続行」をクリックすると “インストールイメージが見つかりました” というメッセージの下に、あらかじめダウンロードしておいた「Install macOS Mojave Beta.app」が表示されますので、それを選択し「続行」をクリックします。

パラレルズ・デスクトップ14にmacOS10.14を追加する説明画像2

 

「続行」をクリックすると、下図のように「ディスクイメージファイル作成」のアラートが表示されますので、ここでも「続行」をクリックします。(デスクトップ上にイメージファイルが作成されます。

パラレルズ・デスクトップ14にmacOS10.14を追加する説明画像3

 

あとは、指示に従ってインストール作業をすすめます。

パラレルズ・デスクトップ14にmacOS10.14をインストール中の画像

 

インストールが終了したら、「Parallels Desktop 14 for Mac」のメニューから【処理】→【Parallels Tool のインストール…】を選択し、「Parallels Tool」を必ずインストールします。

パラレルズ・デスクトップ14でmacOS10.14を起動した画像
パラレルズ・デスクトップ14でmacOS10.14を起動しツールをインストールする画像

 

「Parallels Tool」のインストールが完了したら、好みのデスクトップサイズで使用できるようになります。

パラレルズ・デスクトップ14で仮想マシンmacOS10.14を起動した画像

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まとめ

今回、Mac Pro (Late 2013) にインストールしている「Parallels Desktop 14 for Mac」に、「macOS Mojave 10.14(Public Beta版)」仮想マシンを追加してみました。

一足先に「macOS Mojave」を試してみたい方には、リスクのない「Parallels Desktop 14 for Mac」のような仮想マシン(VM)環境ソフトを利用する方法をおすすめします。

 

ただ、動作状況としては完璧ではありません。「macOS Mojave 10.14」がベータ版であることが原因だと思われますが、グラフィックス関連のアプリで不具合が発生します。

記事:『Mac Pro(Early 2008)に『nVIDIA Quadro 4000 for Mac』換装で「macOS 10.14 ベータ版」をインストール!?』で発生した不具合とまったく同じ症状が「Parallels Desktop 14 for Mac」でも現れました。

おそらく、グラフィックスドライバの問題だと思いますが・・・。

 

昨年、「macOS High Sierra ベータ版」をインストールしたときに発生した不具合も、正式版ではすべて解消されていたように、「macOS Mojave 10.14 正式版」でも不具合が解消されていることに期待して正式リリースを待ちたいと思います。

 

では、また。

 

記事『「macOS Mojave Patcher」 がAMD製GPUをサポート、Mac Pro Early 2008でも快適動作!?』

記事『Mac Pro(Early 2008)に『nVIDIA Quadro 4000 for Mac』換装で「macOS 10.14 ベータ版」をインストール!?』

 


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