今秋リリース予定の「macOS Catalina 10.15」に対応した仮想マシン(VM)環境ソフト「Parallels Desktop 15 for Mac」が、Parallels Inc.(パラレルズ)からリリースされました。
30以上の新機能が搭載されました。詳細は「Parallels Inc.(パラレルズ)」公式サイトの『Parallels Desktop 15 の新機能』で確認をお願いします。
ところで、ゲストOS(仮想マシン)に「OS X (macOS)」をインストールした場合、キーボード配列がUS配列となり【「@」を入力するには「⇧ (Shift)+2」、「&」は「⇧ (Shift)+7」と打たなくてはならない】など、たいへん不便に感じませんか。。
そこで、次の対処をすることによってJIS配列の日本語キーボードを認識してくれます。
ゲストOSで、JIS配列キーボードを認識させる方法(macOSの場合)
- ゲストOS(仮想マシン)が起動状態の場合は、システムを終了する。
- コントロールセンターから対象のゲストOS【構成】ボタンをクリックし、「構成ウインドウ」を開く。
- 【ブート順序】を選択、詳細設定をプルダウンし【ブートフラグ】のテキスト欄に次の文字列を入力する。
『devices.keyboard.id = 1』
以上です。
対象のゲストOSを起動してJIS配列キーボードを認識していることを確認してください。
複数の「macOS」仮想マシンをインストールしている場合は、それぞれの【構成】で設定する必要があります。
「Parallels Desktop for Mac」は、32bitアプリには欠かせないツール
いかがだったでしょうか?
たいへん簡単な対処で快適な入力作業ができますので、この文字列を控えておきましょう。
今秋リリースされる「macOS Catalina 10.15」では “32bitアプリ” が動作しなくなります。しかし、まだまだ “32bitアプリ” を使用する機会は多いことでしょう。
そんなとき、活躍してくれるのが「Parallels Desktop for Mac」です。ゲストOSに「旧macOS」をインストールしておくことにより “Parallels Desktop for Mac” は「32bitアプリをずっと使い続けることができる、なくてはならないツール」となります。
もう、仮想マシン(VM)環境ソフトは、Windows用アプリを使用するためだけのものではなくなりましたね。
PR 「Parallels Desktop 15 for Mac」は、こちらからも購入できます。
・Parallels公式サイト: Parallels Desktop 15 for Mac
・ベクター PCショップ:Parallels Desktop for Mac Pro Edition
・Amazon:Parallels Desktop 15 プロ版