あなたは日々の生活の中で、自然との繋がり(つながり)をどのくらい意識して生きていますか?
人にとって、すべての自然とつながることこそが、“心の癒やし” になるのです。
そのためにはどんなことを意識して生きて行けば良いのでしょうか?
エゴな生き方では「こころ(魂)」を癒やすことはできない
「自然と共に生きる」これは人間の基本的な生き方であり、決しておろそかにしてはならないことです。しかし、現代人は、それを忘れエゴな生き方に走ったために、自分たちの「こころ(魂)」を癒やすことができなくなってしまっているのです。
癒やされていない「こころ(魂)」を持った人間は、周りの人間を敵視したり、「欲しいものを手に入れるためなら、どんな犠牲を払ってもかまわない」といった自分勝手な行動をとるようになってしまうのです。
現代人は「第六感」を取り戻さなくてはならない
ある書物の中にこんな言葉があります。
「頭で考えるより、もう少し時間をかけてゆっくり感じてみろ」
「わしらはすべてつながっている」
出典:「イーグルに訊け インディアンに学ぶ人生哲学」著)天外伺朗/衛藤信之(飛鳥新社)
あるインディアン長老の言葉ですが、現代人は確かに何事も頭で考えたことを形にして行動しがちです。しかし、ネイティブな人たちは、まず、自然との繋がりの中から伝わってくる言葉を感じることが先決で、その言葉に従って行動に移してきたということです。
本来、すべての人間に第六感は備わっていると言われています。ただ、現代人はその使い方を忘れてしまっているというか、頼らなくても生きてゆけるということで能力が薄れてしまったと言った方がよいのかもしれません。そして「こころ(魂)」で感じることが少なくなったのです。都会では自然とふれあうことがグッと減ったことも原因のひとつでしょう。
「こころ(魂)」の癒やしとは、自然界のすべてと繋がること
人はひとりで幸せになることはできません。他の人々、植物、動物など自然界のすべてが繋がってこそ、幸せになれるということです。そこではじめて「こころ(魂)」を癒やすことができるのです。
みなさんも、もっと自然を感じること、他の人々をおもんぱかることを意識して、日常生活を送ってみてはいかがでしょう。今まで気付かなかった何かを、感じることができるかもしれません。
参考:「イーグルに訊け インディアンに学ぶ人生哲学」著)天外伺朗/衛藤信之(飛鳥新社)
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