【アメリカ・インディアンとは】
ここでは、アメリカ・インディアン(アメリカ先住民、ネイティブ・アメリカン)について、いたって簡潔に記しています。
アメリカ大陸の先住民
1942年、コロンブスが新大陸を発見して以来、迫害を受け、約1万2千年前から受け継いできた土地を奪われ、限られた居留地での生活を強いられてきた先住民がいます。その人たちが「インディアン」と呼ばれている民族です。
先住民の呼び方は「ネイティブ・アメリカン」「アメリカ先住民」「アメリカ・インディアン」などがありますが、当の先住民にしてみれば、どれもヨーロッパ人がつくった言葉であるため特にこだわりを持たない人も多く、ほとんどの先住民が自分たち部族(正式に承認されている部族数は562部族)の名前を名乗ることが多いようです。
コロンブスの勘違いがなかったら・・・?
そもそも、なぜ「インディアン」と呼ばれるのかというと、コロンブスが発見したカリブ海のサンサルバドル島を「インド」だと勘違いしたために、そこの住民のことを「インディオス(インド人)」と呼び始めたというのは有名な話です。
「Web漂流伝-R」では、一般的に親しまれている「インディアン」という言葉を使用し、「アメリカ・インディアン」と表現することにしています。
そして、これからの記事としては、私が感銘を受けた「思想」「生き方」に焦点を絞り、現代の日本人の生き方と照らし合わせながら、書いていこうと考えています。
アメリカ・インディアンの歴史にはじまり、現在の生活などについて、詳しく知りたい方には、書籍「ネイティブ・アメリカン -先住民社会の現在」著)鎌田遵(岩波新書)をおすすめします。
参考:「ネイティブ・アメリカン -先住民社会の現在」著)鎌田遵(岩波新書)
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「ネイティブ・アメリカン -先住民社会の現在」:先住民に対する迫害と略奪の歴史
鎌田 遵氏の著書「ネイティブ・アメリカン -先住民社会の現在」の紹介です。「先住民」に対する迫害と略奪の歴史がたいへんわかりやすく書かれています。流れも良くスイスイと読めます。