1979年、ネバダ高原砂漠の西ショショーニ国で、メディスンマンである“ローリング・サンダー”と出会ったことをきっかけに環太平洋の先住民族に関心を持ち、アメリカ・インディアンに関する多くの書籍の翻訳や著書を出版している北山耕平氏のムック本「大事なことはインディアンに学べ」(ムック本)を紹介しています。
記事 こちらもおすすめの著書「ネイティブ・マインド アメリカ・インディアンの目で世界を見る」
「大事なことはインディアンに学べ」著)北山 耕平(ワールドフォトプレス)
ブラックフィート一族の肖像画集にはじまり、アメリカ・インディアンが残したスピリチュアル・メッセージやことわざ、第三次世界大戦へとつながる予言についての解説、また、月の満ち欠けと冬の到来のサイクルで独自に1年間の長さを計ってきたネイティブ民族が、1月から12月までの月をそれぞれなんと呼んでいたか、などが紹介されています。
そして、本書で最も注目すべきところは、小説『インディアン魂 レイム・ディアー』(レイム・ディアー口述/リチャード・アードス編/北山耕平訳 河出文庫)の第一章を紹介している項にあります。そこには、リチャード・アードス氏による「レイム・ディアー一族」のカラー写真がたくさん紹介されています。
北山耕平氏も本書の中で書かれているのですが、これらの写真の公開にあたってさまざまな権利関係をクリアーする必要があったようです。
それらの写真の中には、今では滅多に撮影が許されない儀式『サンダンス』のクライマックスシーンと思われる「たいへん貴重な写真」も紹介されています。今後、このような写真を目にすることはできなくなるのかもしれません。価値ある一枚だと思います。
また、巻末には「大事なことを教えてくれるインディアンたちと情報の森のなかで出会うための道しるべ」と題して、アメリカ・インディアンを知るためにおすすめの映画や書籍の紹介があります。
サイト ウィキペディア:北山耕平
公式サイト :「Native Heart」北山耕平
PR 【Kindle Unlimited】月額¥980で、豊富な本、コミック、雑誌および洋書を読み放題!30日間無料体験!
「インディアン魂―レイム・ディアー(上・下)」 (河出文庫)はこちら
PR もう読まない本や、聴かなくなったCD、観ることのないDVDは売っちゃいましょう!
宅配買取サービス【宅本便】(ブックオフオンライン)