「ネイティブ・アメリカン -先住民社会の現在」:先住民に対する迫害と略奪の歴史

書籍紹介(アメリカ・インディアンの生き方・思想/心理学/日本人)
書籍紹介(アメリカ・インディアンの生き方・思想/心理学/日本人)
この記事は約2分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

「ネイティブ・アメリカン -先住民社会の現在」著)鎌田 遵(岩波新書)

ネイティブ・アメリカン - 先住民社会の現在 (岩波新書)

「アメリカ・インディアン」のことを知りたければ、まずこの本を読んでみよう。

大陸に白人が侵略してからの「先住民(ネイティブ・アメリカン)」に対する迫害と略奪の歴史がたいへんわかりやすく書かれている。流れも良くスイスイと読めます。

私たちが子供の頃から、映画やテレビなどでイメージしていた「インディアン」像は、白人がつくり上げた姿(白人の敵といった)であったことがわかります。

また、現在の「経済状況」をカジノ産業や放射性廃棄物処理場建設などを例に挙げ説明されている。収益は部族で分け合うといった先住民ならではの政治方針に、人としての本来のあり方を教えられます。(考えさせられます)

本書の終わりに書かれている、元部族長の妻の最後の言葉がたいへん心に残りました。「いつかみんなに家賃を払わせてね」この言葉に侵略者である白人に対する先住民たちの「思いのすべて」が集約されています。

 

 

PR もう読まない本や、聴かなくなったCD、観ることのないDVDは売っちゃいましょう!
宅配買取サービス【宅本便】(ブックオフオンライン)

 

PR 【Kindle Unlimited】月額¥980で、豊富な本、コミック、雑誌および洋書を読み放題!30日間無料体験!

 


タイトルとURLをコピーしました