エレベーターに飛び乗って「ボタンを押した」までは良かったが、よく見ると別のフロアボタンを押してしまっていたことありませんか?
急いでいるときに限ってやってしまいがちです。あなたはこんなとき、どうしていますか?
他に人が乗っていても、そのまま知らん顔ですか?
それとも、降りるフロアまで「すみません」と謝りながら、肩身の狭い思いをしていますか?
こんなとき、ボタンの「取消コマンド」を使えば、慌てることなくフロアボタンのランプを消し、キャンセルすることができます。
フロアボタンを数回タップするだけでキャンセルできる
エレベーターの製造メーカーによって「取消コマンド」は異なりますが、大半の国内メーカーは共通で「フロアボタンの連続タップ」によってキャンセルすることができるようです。
最も多いのが、押し間違えたフロアボタンの「2回連続タップ」のようです。私も何度かこのコマンドを使うことで、困っている人から笑顔のプレゼントをいただいたことがあります。
知っていると便利なので、国内シェアの多いメーカー別にまとめておきます。
三菱電機
- キャンセルしたいフロアボタンを「2回連続タップ」もしくは「長押し」。
日立ビルシステム
- キャンセルしたいフロアボタンを「長押し」。
東芝エレベータ
- キャンセルしたいフロアボタンを「2回(機種によっては3回)連続タップ」。
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また、キャンセルしたいフロアボタンをもう一度タップし、点滅中に再びタップする機種もあり。
日本オーチス
- 「開」ボタンを押したまま、キャンセルしたいフロアボタンを「タップ」。(ドアが開いた状態で行う)
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また、「2回連続タップ」の機種もあり。
パナソニック
- キャンセルしたいフロアボタンを「2回連続タップ」。(ドアが開いた状態のみ可能な機種もあり)
フジテック
- キャンセルしたいフロアボタンを「2回連続タップ」。
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また、「5回連続タップ」の機種もあり。
「ひとりで乗っているときに試してみてはいかがでしょうか? まずは2回タップで」