いよいよ今年も “クリスマス” が近づいてきました。
そこで、クリスマスはお家で静かに過ごそうと思っているインドア派のあなたのために、独断と偏見で「ちょっとマニアックなXmasソングCD」をピックアップしてみました。
洋楽CD7タイトル、邦楽CD1タイトルを選んでみました。8タイトル中、5タイトルは普段あまりクリスマス・ソングといったイメージのないアーティストがリリースしたXmasアルバムをピックアップしました。
音楽ジャンルも、ブルース、AOR、ポップス、ロック、そしてメタルまで、それぞれ選んでみました(笑)
(アーティストについての詳細な説明は割愛いたします。)
エリック・クラプトン『ハッピー・クリスマス』【ブルース】
2018年11月7日にリリースされた「エリック・クラプトン」の24作目のスタジオ・アルバムが、クラプトン初のクリスマス・アルバム『ハッピー・クリスマス』です。
「クリスマス・ソングをブルース・スタイルにアレンジしてみる」というアイデアから制作されたアルバムで、「ホワイト・クリスマス」などのスタンダードナンバーをはじめ、書き下ろしの新曲「For Love On Christmas Day」のほか、急逝した人気DJアヴイーチーへの追悼曲「Jingle Bells」も収録されています。
また、ジャケットのイラストはクラプトン自身が描いたサンタクロースとのことです。
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マイケル・マクドナルド『Season Of Peace – The Christmas Collection』【AOR】
2018年10月19日にリリースされたアルバムで、「マイケル・マクドナルド」がこれまでリリースしてきたクリスマス・ソングを集めたクリスマス・コレクションです。
ドゥービー・ブラザーズの黄金期を率いてきたマイケル・マクドナルドと、ジェイク・シマブクロ、ジョニー・ラング、エイミー・ホランド、トゥインクル・クラークなど、ゲスト・ミュージシャンとのコラボレーションは必聴です。
このアルバムの記事はこちら
『マイケル・マクドナルド、クリスマス・アルバム『SEASON OF PEACE 』を10月19日リリース!』
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記事 『マイケル・マクドナルド、約9年ぶりの新作『WIDE OPEN』を9月15日リリース!』
記事 『マイケル・マクドナルド【おすすめCD】『思慕』『ノー・ルッキン・バック』:乗りの良い、ビートのハッキリとしたAOR!』
記事 『ドゥービー・ブラザーズ【おすすめCD】『キャプテン・アンド・ミー』・・・:“ウエスト・コースト・ロック”と“AOR” どちらがお好き?』
ブラックモアズ・ナイト『ウィンター・キャロルズ』『ヒア・ウィ・カム・ア・キャロリング』【ロック】
画像:楽天ブックスより
2006年にリリースされた、リッチー・ブラックモア(ディープ・パープル、レインボー)とキャンディス・ナイト(リッチーの妻)のユニット「ブラックモアズ・ナイト」からの “Xmasプレゼント”、それがこの『ウィンター・キャロルズ』。
長年に渡り温めてきたクリスマス企画・アルバムで、今回紹介するクリスマス・ソングCDの中でも特におすすめのアルバムです。
レインボー時代の炸裂するリッチーのギターサウンドからは想像もつかない、流れるようなギター・フレーズと、キャンディス・ナイトの心地良いクリスタル・ボイスとのハーモニーは絶品です。
そして、ギター・ソロの中で時折みせる “リッチー節” は「たまりません!」
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【追記:2020/11/9】新しいクリスマスEPリリース!
2020年12月04日(輸入盤)にクリスマスEP 『ヒア・ウィ・カム・ア・キャロリング』をリリース。(日本盤は12月25日発売)新たにレコーディングされた完全な新作で、クリスマス曲4曲がカバーされています。
記事 『ブラックモアズ・ナイトの集大成、CD2枚組ベスト・アルバムをリリース!』
記事 『レインボー【おすすめCD】『オン・ステージ』『虹を翔る覇者』・・・:リッチー・ブラックモア本領発揮! ストラトキャスター炸裂!』
ハート『ハート&フレンズ ホーム・フォー・ザ・ホリデイズ』【ロック】
2014年リリース、2013年に『ロックの殿堂』入りを果たした「アンとナンシー」のウィルソン姉妹率いるロック・バンド「ハート (Heart)」のプレミアム・クリスマス・ライヴ・アルバム。
このクリスマス・ライブは、2013年12月12日、ハートの地元ワシントン州シアトルで行われたライヴの模様を収録したものです。
ゲストミュージシャンに、ショーン・コルヴィン、サミー・ヘイガー、リチャード・マークス、そしてパット・モナハン(トレイン)、といった豪華な友人たちとの共演を成し遂げたことから “滅多には実現し得ない奇跡的なライヴ” と話題になりました。
数々のミュージシャンのクリスマス・ソングやカヴァー曲が収められた聴き応えのあるクリスマス・ライヴ・アルバムです。
そして、お得意のZEP(レッド・ツェッペリン)のカヴァー「天国への階段」、ハートの大ヒット曲のひとつである「バラクーダ」が収められていることも見逃せないですね。
ハルフォード III 『ウィンター・ソングズ』【ヘヴィ・メタル】
2009年リリース、“メタル・ゴッド” ロブ・ハルフォード(ジューダス・プリースト)が、真面目に取り組んだウインター・ソング集です。
あのハイトーン・ボイスは封印していますが、しっかりと歌い上げています。プロデュースはバンド・メンバーでもある「ロイZ」、なかなか良いアルバムに仕上がっています。
一般的なクリスマス・アルバムではなく、正真正銘ヘヴィ・メタル・アルバムですのでご安心を!(笑)
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記事 『ジューダス・プリースト:進化し続ける「ヘヴィ・メタルの魅力 “全部のせ”」バンド』
マンハッタン・トランスファー『アカペラ・クリスマス』【ポップス・アカペラ】
2005年リリース、4人組コーラス・グループ「マンハッタン・トランスファー」初の全編ア・カペラでまとめたアルバムであり、クリスマス・ソング集。
何度もグラミー賞を受賞したベテランが満を持してリリースしたこの『アカペラ・クリスマス』は、今やクリスマス・ソング・アルバムの定番中の定番になりました。
たまには、「コーラスによる “ハーモニーの美しさを味わいながら過ごすクリスマス” もいいかな」と思い、クリスマスの定番アルバムからも1タイトル選んでみました。
佐藤竹善『Little Christmas』【ポップス】
最後は、邦楽ポップスからのおすすめタイトルです。
2018年11月14日リリース、デビュー30周年を迎えるSING LIKE TALKINGの「佐藤竹善」によるクリスマス企画アルバムです。
既発のXmasソング・カバーシリーズ3作「Your Christmas Day」(2013年)、「Your Christmas Day II」(2014年)、「Your Christmas Day III」(2016年)とは違い、佐藤竹善がこれまでに開催したクリスマス・ライブ・ツアーからのライブテイクを収めたアルバムとなっています。
楽しい気分にさせてくれる、ポップなクリスマス・ライブ・アルバムです。
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