「Echo 15+ Thunderbolt2 Dock」Mac Pro (Late 2013)におすすめ!オールインワン・ドッキングステーション

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「Mac Pro(Late 2013)」とともに我が家にやって来た新入り、ソネットテクノロジー社の「Echo 15+ Thunderbolt 2 Dock」(Blu-Rayバーナタイプ)を紹介します。

 

「Echo 15+ Thunderbolt 2 Dock」は一般的なドック機能に加え、「オプティカルドライブ(DVD±RWドライブ、Blu-ray discプレーヤ、Blu-Rayバーナのいずれか)」を装備、さらに「HDD、もしくはSSD」を増設可能な “オールインワン” のドックです。

 

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「Echo 15+」で、接続デバイスを最小限に!

「Echo 15+」のパッケージ写真

「Echo 15+」を選んだ理由
  • 接続デバイスの数を最小限にしたいと考え、それにはこのオールインワンの「Echo 15+」が最適と判断したため。
  • Thunderbolt搭載のノートパソコンであれば、接続するだけで周辺機器の併用が可能となる。
  • ソネットテクノロジーの製品は、1994年発売「Macintosh LC630」の改造で使用して以来、現在まで「CPUアップグレードカード」や各種「拡張カード」でお世話になっており、信頼性も高く安心

 

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装備と主な特徴

「Echo 15+」のパッケージウラの写真

  • Macと「Echo 15+」との接続は、Thunderboltケーブル (別売)1本で行います。
  • インターフェイス:Thunderbolt2 (下位互換性、Thunderbolt 10Gbpsサポート)、USB 3.0、SATA、eSATA、FireWire800、Gigabit Ethernet、3.5mmオーディオ入力端子、3.5mmオーディオ出力端子を装備。
  • オプティカルドライブ:DVD±RW ドライブ (8x) 、Blu-ray disc プレーヤ (BD-ROM/8x DVD±RWドライブ)、もしくはBlu-Rayバーナ (4x BD-R/8x DVD±RWドライブ) から選択可能。
  • HDD、もしくはSSD内蔵可能:3.5インチHDD1基、もしくは2基の2.5インチ 6Gb/s SSD、またはHDDをインストール可能(ブート可)。2基のSSD使用時(RAID0)、最大750MB/sの速度
  • 優れた柔軟性正面と背面にUSB 3.0とオーディオ端子を配備
  • iOSデバイスの充電:Macが未接続、電源オフ時、スリープ時のいずれの場合でもUSB3.0ポートからデバイスへ充電可能。(4基の全てのポートで7.5Wの電力を供給、急速充電が可能
  • 多彩なディスプレイ接続が可能:Mini DisplayPortからHDMI、DVI、VGA、Dual-Link DVIディスプレイをサポート。

 

公式サイト 詳細については、ソネットテクノロジー公式サイト:「Echo 15+ Thunderbolt 2 Dock」にて

Sonnet Technologies

 

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1ヶ月間、使用した感想

「Echo 15+」の本体写真

USBポートについて

USBポートは常時電源供給タイプなので、周辺機器のMac連動でのON・OFFはできません。

私は、前面のみ電源供給タイプだと勘違いしていたので「Time Machine用」のHDDケースを背面のUSBポートに接続しました。しかし、MacをOFFにしても電源が落ちないことで、初めて前・背面とも電源供給タイプだと気付きました。

ですから、「Time Machine用」HDDケースは「Mac Pro(Late 2013)」に直接接続しました。

MacがOFFの場合、「Echo 15+」も電源はOFFになりますが、USBポートだけは常時電力が供給されていますので、接続するデバイスの仕様によっては注意が必要です。

 

Blu-Rayドライブ(バーナ)について

私が選択した「Echo 15+」は、“Blu-Rayバーナ”仕様で、「MATSHITA BD-MLT UJ260AF」が装着されていました。

今までの「Mac Pro(Early 2008)」に内蔵していたドライブと比べると剥き出しなので、回転音、シーク音は大きくなりますが、他に問題はありません。

 

オーディオ出力のサウンドについて

あくまでも主観ですが、Mac本体のオーディオ出力端子にスピーカーを接続するよりも、「Echo 15+」のオーディオ出力端子に接続した方が “輪郭のハッキリとした音質” に向上しているような気がします。ヘッドフォンで聴いた場合も同じように感じます。

 

その他の注意点

背面の電源コネクタが抜けやすいので、起動中に本体を移動するときは注意が必要です。

 

SSD組み込み作業について
  • SSDを内蔵するには、組み込み作業が必要です。付属のマニュアルに従って作業を行うのすが、これがけっこう面倒です。
  • ビスを12本外してやっと内部にアクセス、次にオプティカルドライブをブラケットごと取り外します。そして、このブラケットにSSD装着用のブラケットもビス留めされていますので、それを一旦外してSSDを取り付け、再び元のオプティカルドライブ用ブラケットにビス留めします。
  • 次にコネクタケーブルを接続し、ブラケットを本体にビス留めします。(出荷時、コネクタケーブルは結束バンドで固定されているのでカットし作業しやすくしておきます。)ブラケットを固定したら付属の結束バンドを使ってケーブルをまとめます。
  • 最後にケースをかぶせ、12本のビス留めをすると作業完了です。

 

以上のように面倒な作業が伴うため、「Mac Pro(Early 2008)」のHDDやSSDを差し替える手軽さと比べると、ずいぶん手間がかかってしまいます。

時々、別の「SSD」や「HDD」に差し替えて使用するには、不向きな構造と言えるでしょう。そのような使い方をする場合は、別の外付けケースを用意するのがベストです。

 

公式サイト 「Echo 15+ Thunderbolt 2 Dock」マニュアル(PDF)

 

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まとめ

「Echo 15+ Thunderbolt2 Dock」は、できるだけ接続デバイスの数を少なくしたい「Mac Pro(Late 2013)」ユーザーにとってベストな選択ではないかと思います。インターフェイスも豊富なのでレガシー機器を無駄にすることもありません。

ひとつだけ不満な点は、すべてのUSBポートが常時電源供給タイプだということでしょう。接続するデバイスの仕様によっては、Mac本体にUSBハブを接続し、使い勝手の良い場所に設置する必要があるでしょう。

 

接続デバイスの数にこだわらないユーザーは「Echo 15+ Thunderbolt2 Dock」ではなく、各目的ごとに気に入ったデバイスをチョイスした方が、より柔軟性のある環境を構築できると思います。

 

 


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