8月11日放送の『ウェークアップ!ぷらす』で特集された “話題の自動翻訳機”『ポケトークW』と『イリー』を、ゲストコメンテーターとして出演していた伊藤聡子さんが自身のブログで紹介しています。
『ウェークアップ!ぷらす』では、新製品『ポケトークW(POCKETALK W)』を英語のプロ2人による検証実験の様子が放送されました。
そして番組終了後、出演者のみなさんが「検証実験」を実施しました。
伊藤聡子:公式ブログで自動翻訳機について触れる
昨日、「ウェークアップ!ぷらす」の特集で自動翻訳機の今を紹介していました。
いや〜、すごい進化ですね
ドラえもんが「ほんやくこんにゃく〜」とポケットから出してましたよね
食べるとすぐに、相手の国の言語が理解でき、喋ることができるアイテムです
こんなのがあったらいいなぁ〜と思ってましたが、
現実になりつつありますね
伊藤聡子公式ブログ「Be active! Be graceful!」:『進化する翻訳機』より抜粋
と、ドラえもんアイテムの登場から今回の「翻訳機」の話が始まります。
聡子さんらしい展開です。
そして、メインはやはり番組終了後の「検証実験」の結果です。
ブログでは次のようにあります。
ビックリするのは音声認識の正確さです
普通の文章で話せば
立派な翻訳文として訳してくれます大阪弁の「難儀やなぁ〜」もしっかり訳してくれました
伊藤聡子公式ブログ「Be active! Be graceful!」:『進化する翻訳機』より抜粋
とのことです。
ただし、話す日本語自体がおかしいと、直訳で違った意味になってしまうそうです。
なかなか面白いのでご覧になってみてはいかがでしょうか。
公式サイト 『ウェークアップ!ぷらす』動画:8月11日『翻訳機に夢中です!!』
公式サイト 伊藤聡子「Be active! Be graceful!」:『進化する翻訳機』の全文はこちらから
『ポケトークW』と『イリー(ili)』の特長とデメリット
まず、『ポケトークW』と『イリー(ili)』には大きな違いがあります。
『ポケトークW(POCKETALK W)』の特長とデメリット
「ポケトーク」
- 短い文章だけでなく、長文も正確に翻訳可能なので、外国人観光客にも安心
- 対応言語が74言語
- 双方向での翻訳が可能
- 2.4インチの見やすいタッチスクリーンで操作性アップ
- 設定不要ですぐに使える(グローバルSIM内蔵モデルのみ)
- 音声で、言語選択ができる
- Wi-Fi接続のできない環境下ではタダのお荷物。
- メリットである双方向機能が逆にストレスになることもある。
翻訳のしくみ 日↔英であればGoogle翻訳、日↔中ならば百度(バイドゥ)といった、クラウド上の最適な翻訳エンジンを選択することで、高い翻訳精度を実現できるとのこと。
公式オンラインショップ ポケトーク公式オンラインストア
『イリー(ili)』の特長とデメリット
- インターネット接続不要、世界初のオフライン翻訳
- 最速0.2秒の翻訳スピード
- 重さ42gで、邪魔にならない。
- 翻訳言語を「英語・中国語・韓国語」の3言語にしぼった使いやすさ。
- 「英語・中国語・韓国語」以外の翻訳はできない。
- 入力言語は日本語のみ。
- 海外の旅行客からの質問や答えが翻訳できない。
一方向翻訳機は実証実験の結果から導かれたそうです。
CEOの声
「当初の開発では双方向機能を実装したが、
双方向自体がストレスとなり使われませんでした」
開発者インタビュー CEO 吉田卓郎出典:公式サイト「音声翻訳機 ili(イリー)」より
『音声翻訳機 ili(イリー)』は、株式会社ログバーの自社開発商品です。
『ポケトークW(POCKETALK W)』と『イリー(ili)』の購入
『ポケトークW』と『イリー(ili)』は、まったくの別物でしょう。
日本国内で外国人旅行者相手に使用するのであれば間違いなく『ポケトークW』が良いでしょう。双方向翻訳なので、海外に行ったときも重宝すると思います。
また、『イリー(ili)』は日本人が海外に行ったとき、簡単な質問を翻訳してくれるだけで良いのであれば「あり」でしょう。
ただ、完全に一方通行なので相手が何をしゃべっているのか理解するには、ジェスチャーや表情から読み解くことになるのでしょうか。個人的には逆にストレスになりそうです。