リッチー・ブラックモアズ・レインボー「奇蹟のライヴ」11月18日発売！

１９年ぶりにハードロック・サウンドを炸裂させた、リッチー・ブラックモア率いる「RITCHIE BLACKMORE’S RAINBOW」の2016年奇蹟のライヴ公演が映像・音源化されました。タイトルは「メモリーズ・イン・ロックライヴ・アット・モンスターズ・オブ・ロック2016」で、11月18日に発売されます。

この記事の【目次】

ファンへのプレゼント！　感謝感激！　リッチー、有言実行のライヴ！
ヴォーカルの「ロニー・ロメロ」に注目！
「メモリーズ・イン・ロックライヴ・アット・モンスターズ・オブ・ロック2016」収録内容

ファンへのプレゼント！　感謝感激！　リッチー、有言実行のライヴ！

1997年の「RAINBOW」解散後、リッチーは妻であるキャンディス・ナイトとのユニット「BLACKMORE’S NIGHT」を結成し現在に至っています。「BLACKMORE’S NIGHT」のサウンドは、中世ヨーロッパの民族音楽とフォーク・ロックを融合させた、それまでのスピード感のあるリッチー・サウンドと比べるとかけ離れた「キャンディス・ナイトのヴォーカルがメインの落ち着いた雰囲気を漂わせるもの」になりました。

リッチーは、２０年近くハードロックとは無縁の状態になっていたので、リアルタイムでハードロックを演奏するリッチーの姿は、もう二度と観ることも聴くこともできないのだろうとあきらめていました。

しかし、遂にリッチー・ブラックモアは「RITCHIE BLACKMORE’S RAINBOW」として奇蹟の復活を遂げました。ファンにとって、待ちに待ったその瞬間がやって来たのです。

この度の再結成は、音楽雑誌BURRN!の2代目編集長「広瀬和生氏」の記事によると、

ブラックモアが「2016年6月にロック・バンドとしてDEEP PURPLEとRAINBOWの曲をプレイする計画がある」と初めて公式に語ったのは2015年夏のこと。（中略）「来年の6月に数回、ロックのライヴをやる」と明言したのだ。それまで幾度となく再結成の噂は囁かれていたが、常にブラックモア本人が否定してきた。だが今度ばかりは違った。彼は「関節炎が酷くなってギターが弾けなくなる前に、DEEP PURPLEやRAINBOWの曲をやるロックン・ロールのフルセットを、ファンのためにやるべきだと思った」と断言したのである。

と、フランスの新聞取材を受けたときのリッチーの弁が書かれています。

この言葉からもわかるとおり、「今、ファンが一番臨んでいることは何であるか」をリッチー・ブラックモア自身が最も理解していたということになるでしょう。「ソウルフルで激しいプレイを観られるのも、もう幾度もないのかもしれない」と思うと、今回のライヴ映像はますます貴重なものになりそうです。

ヴォーカルの「ロニー・ロメロ」に注目！

「メモリーズ・イン・ロックライヴ・アット・モンスターズ・オブ・ロック2016」は、2016年6月17日と18日にドイツ、6月25日に英国バーミンガムでのライヴの中から、ドイツ２公演のベスト・テイクを編集された本編と、そこに収録されなかったボーナス映像６曲（うち2曲は日本盤のみ）といった内容のようです。

メンバーは、ロニー・ロメロ(vo)、イェンス・ヨハンソン(key)、ボブ・ヌーヴォー(ba)、デイヴィッド・キース(ds)という顔ぶれで、特にヴォーカルの「ロニー・ロメロ」は「ロニー・ジェイムズ・ディオとフレディ・マーキュリーを合わせたようなシンガーだ」とリッチー大絶賛のようで、今回のRAINBOW復活の重要な要因になったようです。

演奏曲目は「DEEP PURPLE」と「RAINBOW」の名曲のオンパレードといったラインナップで、想像しただけで「ワクワク！ドキドキ！」発売が楽しみで〜す。

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