アルカトラス、34年振りの新作『Born Innocent』にクリス・インペリテリ、若井 望、他ゲスト多数参加

気になる新譜&ミュージシャン
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グラハム・ボネット率いる「アルカトラス(Alcatrazz)」34年振りのニュー・アルバム『Born Innocent(ボーン・イノセント)』が、2020年7月31日にリリースされます。国内盤では、日本盤限定ボーナストラック2曲収録、さらに初回限定盤はボーナスDVD付きとなります。


画像:Amazonnより「初回限定盤」

「アルカトラス」のスタジオ・アルバムとしては4作目、メンバーは盟友ジミー・ウォルドー(キーボード)に加え、オリジナル・メンバーのゲイリー・シェア(ベース)も復帰、新加入のマーク・ベンケチェア(ドラムス)、そしてギタリストにジョー・スタンプといった面々。

ジョー・スタンプは、イングヴェイ・マルムスティーンと同系統のサウンドと奏法を得意とするアメリカのネオクラシカル・メタル・ギタリストです。2019年5月末、グラハム・ボネット・バンドが「アルカトラス」に改名し来日した際、『No Parole from Rock ‘n’ Roll』(アルカトラス)と『Down to Earth』(レインボー)を完全再現してくれたことで話題になりました。

【「アルカトラス」の名作、1stアルバム『No Parole from Rock ‘n’ Roll』】

画像:Amazonnより『No Parole from Rock ‘n’ Roll』

【「レインボー」でグラハム・ボネットがボーカルを担当した名盤『Down to Earth』】

画像:Amazonnより『Down to Earth』

そして、ゲスト・ギタリストにも注目です。クリス・インペリテリ(インペリテリ)、ボブ・キューリック(ブラックソーン)、ダリオ・モロ(ボネット/ドン・エイリー・バンド)らが参加、さらに、昨年の来日公演でもゲスト参加した若井望 (ショーティノ/ディスティニア) も作曲とギターで参加しています。

また、イングヴェイ・マルムスティーンの後任として「アルカトラス」に加入していたスティーヴ・ヴァイが楽曲提供(「ダーティー・ライク・ザ・シティ」)しています。

 

インペリテリの1stアルバム『スタンド・イン・ライン』では、グラハム・ボネットがボーカルを担当していました。

画像:Amazonnより『Stand In Line』

 

このニュー・アルバム『Born Innocent(ボーン・イノセント)』から「ポーラー・ベアー」と「ロンドン1666」の2曲のプロモーション・ビデオがリリースされています。
【追記:2020/7/17】7/10に「Dirty Like The City」が追加されました。

【ダーティー・ライク・ザ・シティ(feat. ドン・ヴァン・スタヴァン) [スティーヴ・ヴァイ作曲]】

 

【ポーラー・ベアー(feat. ドン・ヴァン・スタヴァン)】

 

【ロンドン1666(feat. ドン・ヴァン・スタヴァン)】

「ロンドン1666」は、何だか「ジューダス・プリースト」のような楽曲です。

この3曲を聴く限り、初期「アルカトラス」を彷彿とさせる力のこもったネオクラシカル・メタルらしい楽曲に仕上がっています。やはり、ギタリストであるジョー・スタンプの影響力は大きいようです。

グラハム・ボネットの歌声も「マイケル・シェンカー・フェスト」や、昨年の来日公演で証明されているとおり、とても70歳を過ぎているボーカリストとは思えぬパワーをみなぎらせています。

34年振りに ”アルカトラス・サウンド” が帰ってきたようですよ。期待大!

 

1曲目「ボーン・イノセント」で、いきなり ”クリス・インペリテリ” 登場!
久々のクリス・インペリテリ、楽しみです!
音とはまったく関係ないことですが、
笑っちゃうのが「ダーティー・ライク・ザ・シティ」のPV。
ジョー・スタンプさん、そこまでイングヴェイに寄せなくても(笑)

 

「インペリテリ」と言えば、あの山下達郎さんが、2020年1月19日放送の『山下達郎のサンデー・ソングブック』(Tokyo FM)で、子年にちなんだ曲紹介の中で「インペリテリ」の4thアルバム『スクリーミング・シンフォニー』から「Rat Race」を取り上げ、リスナーを騒然とさせたことがありました(笑)

画像:Amazonnより『Screaming Symphony』

 

【追記】感想です。4.0

初期アルカトラスのようなネオクラシカル調のサウンド、要するにイングヴェイ時代が好きだったファンにはおすすめ。
全15曲とボリュームもたっぷりです。
ジョー・スタンプにおいては「ダークネス・アウェイツ」を聴いてもわかるとおり、もう少し個性が欲しい。(辛口でごめんなさい?)
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『Born Innocent』(ボーン・イノセント)収録曲

【『Born Innocent』収録曲】

  1. ボーン・イノセント (feat. クリス・インペリテリ / ドン・ヴァン・スタヴァン)
  2. ポーラー・ベアー (feat. ドン・ヴァン・スタヴァン)
  3. フィン・マックール (feat. 若井 望 / ドン・ヴァン・スタヴァン)
  4. ウィ・スティル・リメンバー (feat. ドニー・ケンドール・ジョーンズ)
  5. ロンドン1666 (feat. ドン・ヴァン・スタヴァン)
  6. ダークネス・アウェイツ(日本盤限定ボーナストラック)
  7. ダーティー・ライク・ザ・シティ (feat. ドン・ヴァン・スタヴァン) スティーヴ・ヴァイ作曲
  8. アイ・アム・ザ・キング (feat. ボブ・キューリック)
  9. リアリティ(日本盤限定ボーナストラック)
  10. サムシング・ザット・アイム・ミッシング (feat. ダリオ・モロ)
  11. ペーパー・フラッグス (feat. ドン・ヴァン・スタヴァン)
  12. ザ・ウーンド・イズ・オープン
  13. ボディ・ビューティフル
  14. ワース・レーン (feat. ダリオ・モロ)
  15. フォー・トニー (feat. スティーヴ・マン)

【ボーナスDVD】

  • グラハム・ボネット&ジミー・ウォルドー インタビュー映像
  • 「フィン・マックール」ミュージック・ビデオ
  • 「フィン・マックール」 メイキング映像
  • 「ダーティー・ライク・ザ・シティ」ミュージック・ビデオ

(メーカーインフォメーションより)

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