ついうっかり言ってしまったり、書いてしまったりする【ありがちな重ね言葉】の中から、一例を紹介しています。
重ね言葉とは、意味が重複している言葉のこと。漢字や単語の意味を考えれば間違いだと気付くことなのですが、口語では “つい使ってしまいがち” なので注意しましょう。
「辞意の意向を固める」?
<ありがちな重ね言葉>
「辞意の意向を固める」? |
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✖️ 総理大臣は辞意の意向を固めた |
〇 総理大臣は辞意を固めた、辞任の意向を固めた |
「辞意」
「辞意」は、辞任や辞職するという本人の気持ちのことで「意向」という意味が含まれるので、例「✖️」のように「辞意の意向を固めた」では意味が重複する。
参考文献 :広辞苑、大辞林、勘違いことばの辞典
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