「おすそわけ(御裾分け)」の間違った使い方【今さら聞けない!言葉の誤用・勘違い】

言葉やことわざの誤用・勘違い-あ行 ことば(日本語)
ことば(日本語)
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「ありがちな言葉やことわざの誤用・勘違い」など、私が自分自身の勉強のためにあらためて確認したものの中から、一例を紹介しています。

 

あなたが正しいと思って使ってきた言葉や語法に、間違いや勘違いはありませんか?

 

次のような分類で、ご紹介しています。

  • 意味合いの取り違えと誤用
  • 慣用表現の言い間違い
  • 故事・ことわざの勘違い
  • 語法の間違い

 

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「おすそわけ(御裾分け)」

<意味合いの取り違えと誤用>

 

おすそわけ(御裾分け)
 ✖️ 社長、おすそわけで申し訳ありませんが、どうぞ、お召し上がりください。
 〇 (隣人)○○さんおすそわけで申し訳ありませんけど、召し上がってください。

 

「おすそわけ(御裾分け)」
おすそわけの「すそ」は、着物の「裾」のことで地面に最も近い端の部分であることから、「つまらない物」という意味が含まれます。
例「✖️」のように、目上の人に対して用いるのは間違い。この場合は「おふくわけ(御福分け)」が適切。

 

参考文献 :広辞苑、大辞林、勘違いことばの辞典

 

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